【解説】
「Aですか,それともBですか。」のように,疑問の対象となるものが2つある場合には,「or(それとも)」を使って疑問文にします。
be動詞の疑問文では,対象となるもの(補語の部分)を「or」を使って2つ並べることで,対象となるものが1つの疑問文と同じようにして作ることができます。
肯定文 | 【主語】 | 【be動詞】 | 【補語】. | 日本語 |
This | is | A. | これはAです。 | |
疑問文(対象が1つ) | 【be動詞】 | 【主語】 | 【補語】? | 日本語 |
Is | this | A? | これはAですか。 | |
疑問文(対象が2つ) | 【be動詞】 | 【主語】 | 【補語】? | 日本語 |
Is | this | A or B? | これはAですか,それともBですか。 |
対象となるものが1つである疑問文では,その受け答えは,
- Yes, it is.(はい,そうです。)
- No, it isn’t.(いいえ,ちがいます。)
のようにして「Yes」,「No」を使えばいいのですが,対象となるものが2つある場合には,どちらかを明確に答える必要があります。
- It is A.(それはAです。)
- It is B.(それはBです。)
一般動詞の疑問文でも同様で,対象なるもの(目的語の部分)を「or」を使って2つ並べることで,対象となるものが1つの疑問文と同じようにして作ることができます。
肯定文 | 【主語】 | 【一般動詞】 | 【目的語】. | 日本語 | |
You | play | soccer. | あなたはサッカーをします。 | ||
疑問文(対象が1つ) | Do | 【主語】 | 【一般動詞】 | 【目的語】? | 日本語 |
Do | you | play | soccer? | あなたはサッカーをしますか。 | |
疑問文(対象が2つ) | Do | 【主語】 | 【一般動詞】 | 【目的語】? | 日本語 |
Do | you | play | soccer or tennis? | あなたはサッカーをしますか,それともテニスをしますか。 |
一般動詞の疑問文においても,「あなたはサッカーをしますか,それともテニスをしますか。」のように対象となるものが2つあるときの受け答えは,
- Yes, I do.(はい,します。)
- No, I don’t.(いいえ,しません。)
のように「Yes」,「No」を使うのではなく,次のようにどちらかを明確にして答えます。
- I play soccer.(私はサッカーをします。)
- I play tennis.(私はテニスをします。)