【講義】変化の割合
- 正解率:80.00%
- 解答数:5
EXAMPLE
例題
次の1次関数で,$x$の値が1から3まで増加するときの変化の割合を求め,ア,イに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
- $y =2x -3$
\[ \text{変化の割合:} \fbox{ア} \] - $y =-2x +1$
\[ \text{変化の割合:} \fbox{イ} \]
TEXT
テキスト解説
$x$の増加量に対する$y$の増加量の割合を,関数の変化の割合といいます。
「割合」とは「何倍か?」ということを表すものであったので,変化の割合($x$の増加量に対する$y$の増加量の割合)は,「$x$の増加量に対して,$y$の増加量は何倍か?」ということを表していることになります。「何倍か?」を求めるためには割り算をするので,変化の割合は,
\[ \text{(変化の割合)} =\frac{y\text{の増加量}}{x\text{の増加量}} \]
で求めることができます。このとき,増加量とは,
\[ \text{(増加量)} =\text{(変化後の値)} -\text{(変化前の値)} \]
によって求められる量になります。
MOVIE
動画解説