【講義】平行線と同位角・錯角・同側内角
- 正解率:52.98%
- 解答数:168
EXAMPLE
例題
次の図で,$l // m$であるとき,$\angle{a}$,$\angle{b}$,$\angle{c}$の大きさを求め,ア~ウに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
- $\angle{a} = \fbox{ア}^{\circ}$
- $\angle{b} = \fbox{イ}^{\circ}$
- $\angle{c} = \fbox{ウ}^{\circ}$
TEXT
テキスト解説
平行な2直線に1直線が交わるとき,次の図のように,同位角や錯角はそれぞれ等しくなります。
また,これとは逆に,2直線が1直線に交わるとき,
- 同位角が等しければ($\angle{a} = \angle{a’}$),2直線は平行($l // m$)
- 錯角が等しければ($\angle{b} = \angle{b’}$),2直線は平行($l // m$)
となり,これが「2直線が平行になるための条件」になります。
そして,次の図のように,平行な2直線に1直線が交わるとき,直線の作る角は$180^{\circ}$であるので,
\[ \angle{a} + \angle{b} = 180^{\circ} \]
これと①の関係から,
\[ \angle{a’} + \angle{b} = 180^{\circ} \]
という関係が成り立ち,平行な2直線に1直線が交わるとき,「同側内角の和は$180^{\circ}$」になります。
MOVIE
動画解説