【講義】平行線と面積

  • 正解率:16.67%
  • 解答数:6

EXAMPLE

例題

次の図で,AB//DCAD//BCEF//BDであるとき,△ABEと面積の等しい三角形を下から3つ選び,ア~ウに当てはまる数を半角英数字で小さい順に入力しなさい。


1 ABD2 ABF3 AED4 AEF5 DAF6 DBE7 DBF8 DEF9 FEC

ア:
イ:
ウ:

TEXT

テキスト解説

次の図のように,直線lと直線mがあり,l//mであるとします。

このとき,直線l上に2点P,Q,直線m上に2点A,Bをとり,△PABと△QABを作ります。さらに,P,Qから直線mに垂線を下ろし,直線mとの交点をH,Kとすると,△PABと△QABの面積はそれぞれ,

PAB=12×(底辺)×(高さ)=12×AB×PHQAB=12×(底辺)×(高さ)=12×AB×QK

となります。また,l//mであるので,2つの直線の距離は等しくなり,

PH=QK

①~③より,

12×AB×PH=12×AB×QKPAB=QAB

となることがわかります。

このように,PQ//ABならば,△PABと△QABの底辺と高さが等しくなるので,2つの三角形の面積も等しくなります。

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