【講義】根号を含む式の加減
- 正解率:33.33%
- 解答数:3
EXAMPLE
例題
次の式を簡単にするとき,ア~キに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
- \( 3\sqrt{2} +2\sqrt{2} =\fbox{ア}\sqrt{\fbox{イ}} \)
- \( 3\sqrt{2} -7\sqrt{8} -2\sqrt{50} =\fbox{ウ}\sqrt{\fbox{エ}} \)
- \(\displaystyle \sqrt{18} +\frac{3}{\sqrt{2}} =\frac{\fbox{オ}\sqrt{\fbox{カ}}}{\fbox{キ}} \)
TEXT
テキスト解説
分配法則
\[ □ \times 〇 +□ \times △ =□ \times (〇 +△) \]
を利用して,「\( 3x +2x \)」のような式は,
\[ 3x +2x =(3 +2)x \]
のように同類項をまとめることができました。文字式では,
\[ 3 \times x \longrightarrow 3x, \ \ \ \ \ 1 \times x \longrightarrow x \]
のように,乗法の記号「\( \times \)」や「\( 1 \times \)」などは省略して表す決まりでしたが,根号を含むような式においても,
\[ 3 \times \sqrt{2} \longrightarrow 3\sqrt{2}, \ \ \ \ \ 1 \times \sqrt{2} \longrightarrow \sqrt{2} \]
のようにして,乗法の記号「\( \times \)」や「\( 1 \times \)」などは省略することができ,文字式と似たような関係になっています。そのため,根号の中が同じ数は同じ文字であると考えて,同類項をまとめるように計算することができます。
MOVIE
動画解説