【講義】正の数と負の数

  • 正解率:39.68%
  • 解答数:63

EXAMPLE

例題

次の数を正の符号,負の符号をつけて表すとき,ア~オに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。ただし,\(\displaystyle -\frac{1}{2}\)のような分数は,\(\displaystyle \frac{-1}{2}\)のように分子に符号を含む形で入力すること。

  1. 0より3小さい数は\( \fbox{ア} \)
  2. 0より5大きい数は\( \fbox{イ} \)
  3. 0より\(\displaystyle \frac{5}{4}\)大きい数は\(\displaystyle \frac{\fbox{ウ}}{\fbox{エ}} \)
  4. 0より0.7小さい数は\( \fbox{オ} \)
ア:
イ:
ウ:
エ:
オ:

TEXT

テキスト解説

小学校では「0」または「0よりも大きい数」について学習してきました。しかし,天気予報などで「マイナス2度」なんていう言葉を聞いたことがあると思います。これは「0度よりも2度低い」ということを表しています。このように,0よりも小さな数が世の中には存在するので,これからは「0よりも小さい数」も使えるようにしていきます。

今まで使ってきた「0よりも大きい数」のことを正の数といい,これから学習していく「0よりも小さい数」のことを負の数といいます。正の数は正の符号「+(プラス)」をつけて,負の数は負の符号「-(マイナス)」をつけて表します。

ただし,今まで正の数には正の符号をつけなかったように,正の符号は省略することが可能ですが,負の数の負の符号は必ずつけ,省略することはできません。(基本的に,問題文などで指示がない限り正の符号をつけることはありません。まなびの学園での解答においても,指示のない限り,正の符号は省略して入力してください。)

また,小数や分数でない数を整数といい,0より大きい整数,つまり,正の整数を自然数といいます。

自然数と言われたときに,「0」を含めるのかどうかを間違える人がよくいます。自然に数を数えるときには,「1個,2個,3個,・・・」と数えるように,「0個」とは数えないので,「自然数は0を含めない」ということが当たり前だと思えるようにしておきましょう。

MOVIE

動画解説


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