【講義】正の数・負の数の減法
- 正解率:40.91%
- 解答数:22
EXAMPLE
例題
次の式を加法だけの式に直して計算し,ア~エに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
- \( 3 -7 = \fbox{ア} \)
- \( (-2) -3 = \fbox{イ} \)
- \( 0 -(-8) = \fbox{ウ} \)
- \( 0 -12 = \fbox{エ} \)
TEXT
テキスト解説
「\( 7-(-10) \)」のような負の数の引き算は,負の符号の力で,その前についている「-」を「+」に変えることができたので,次のようにして,引き算を足し算(加法だけの式)にすることができます。
\[ 7 -(-10) =7 +10 \]
また,「\( 4+(-7) \)」のような負の数の足し算は,負の符号の力で,その前についている「+」を「-」に変えて,次のように正の数の引き算にすることができます。
\[ 4 +(-7) =4 -7 \]
しかしこれとは逆に,「\( 4 -7 \)」という正の数の引き算を無理矢理,次のように負の数の足し算(加法だけの式)にすることもできます。
\[ 4 -7 =4 +(-7) \]
このように,減法は加法になおすことができます。
\begin{align*}
〇 -□ =〇 +(-□), & & 〇 -(-□) =〇 +□
\end{align*}
このことから,正の数と負の数の減法では,減法を加法になおすことで,2数の和を求める方法を利用して計算することができます。
MOVIE
動画解説