【講義】比例と比例定数
- 正解率:100.00%
- 解答数:2
EXAMPLE
例題
\( y \)が\( x \)に比例し,\( x =3 \)のとき\( y =-2 \)になります。このとき以下の問いについてア~ウに当てはまる数や数式を半角英数字で入力しなさい。ただし,\(\displaystyle -\frac{1}{2} \)のような分数は,\(\displaystyle \frac{-1}{2} \)のように分子に符号を含む形で入力すること。
- \( x \),\( y \)の関係を式に表しなさい。
\[ y =\frac{\fbox{ア}}{\fbox{イ}}x \] - \( x =-6 \)のとき,\( y \)の値を求めなさい。
\[ y =\fbox{ウ} \]
TEXT
テキスト解説
ともなって変わる変数\( x \),\( y \)があって,その間の関係が,
\[ y =ax \textbf{($a$は$0$でない定数)} \]
で表されるとき,\( y \)は\( x \)に比例(正比例)するといい,定数\( a \)を比例定数といいます。一般的に,「□は〇に比例する」という関係は,
\[ □ =\textbf{(定数)} \times 〇 \]
という形で表されます。
ここで具体的に,\( x \)と\( y \)の間の関係が\( y =2x \)のように表される場合で考えてみると,
- \( x =1 \)のとき:\( y =2 \times 1 =2 \)
- \( x =2 \)のとき:\( y =2 \times 2 =4 \)
のようにして,\( x \)の値を決めると\( y \)の値がただ1つに決まるので,\( y \)は\( x \)の関数になります。
さらに,
- \( y =2 \)のとき:\( x =1 \)
- \( y =4 \)のとき:\( x=2 \)
のようにして,\( y \)の値を決めても\( x \)の値がただ1つに決まるので,\( x \)は\( y \)の関数にもなります。
MOVIE
動画解説