【講義】符号のついた数と量
- 正解率:71.43%
- 解答数:21
EXAMPLE
例題
次の文が( )内の文と同じ意味になるように,ア,イに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
- \( \fbox{ア} \) 人多い (5人少ない)
- \( \fbox{イ} \) kg重い (7kg軽い)
TEXT
テキスト解説
次の表は,おこづかい帳を表しています。
収入(円) | 残り(円) | |
---|---|---|
おこづかい | +1000 | 1000 |
文房具 | -350 | 650 |
お菓子 | -200 | 450 |
お手伝い | +100 | 550 |
このとき,おこづかいをもらったりお手伝いをしたときの「+1000」や「+100」は収入を,文房具やお菓子を買ったときの「-350」や「-200」は支出を表していることになります。しかし,「収入」の項目のところに「-350」や「-200」と書かれているので,元々は「-350円の収入」や「-200円の収入」ということになります。つまり,「-350円の収入」と「350円の支出」,「-200円の収入」と「200円の支出」はそれぞれ同じ意味になります。
ここでの例のように,「収入」と「支出」のような性質が反対の量は,正の符号「+」や負の符号「-」(この2つを合わせて「符号」といいます)を使って表すことができ,負の符号(負の数)を使うと,正の符号(正の数)とは反対の量(反対の意味)を表すことができます。
MOVIE
動画解説