【講義】素因数分解
- 正解率:100.00%
- 解答数:3
EXAMPLE
例題
次の自然数を素因数分解するとき,ア~クに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
TEXT
テキスト解説
1とその数自身のほかに約数を持たない自然数を素数といいます。1とその数自身だけが約数であるので,素数は「約数を2つだけ持つ自然数」ということができます。素数を小さい順に並べると
となります。「1」は1つしか約数を持たないので素数ではありません。
また,偶数は2で割ることができるので,「2」という約数を必ず持ちます。そのため,偶数である素数は「2」しかありません。
次に,
のように整数がいくつかの整数の積の形で表されるとき,その1つ1つの数(ここでは「3」と「4」)を,もとの数の因数といい,素数である因数を素因数といいます。
さらに「4」は
のように積の形で表すことができるので,
のようにして,因数をすべて素数(素因数)で表すことができます。このとき,同じ数の積は累乗の形で表します。
このように,自然数を素数の積として表すことを素因数分解するといいます。
MOVIE
動画解説