【講義】組合せの基本
- 正解率:100.00%
- 解答数:2
EXAMPLE
例題
次の値を求め,ア~ウに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
TEXT
テキスト解説
いくつかのものを順序を問題にしないで1組にしたものを組合せといい,
ここで,「順列」と「組合せ」の違いを理解するために,A,B,Cという3つの文字から2つ選んで並べる(順列)ことを考えると,AB,BA,AC,CA,BC,CBといったように,その並べ方の総数は,
になります。しかし,A,B,Cの3つの文字から2つの文字を選ぶ(組合せ)とき,順序は関係なくなるので,ABとBA,ACとCA,BCとCBは同じものだと考えます。つまり,その選び方は(A,B),(A,C),(B,C)という3通りになるので,
と表せることになります。
以上のことから,3つの文字から2つの文字を選ぶ選び方(組合せ)の総数は
という関係が成り立つことになります。
一般に,
個から 個選ぶ: (通り)- その
個を並べる: (通り)
というように,「選んで,並べる」ことにより順列が求まるので,
という関係が成り立ちます。そして,この式は次のように変形することができ,この式を用いて組合せの総数を求めます。
また,
という関係が成り立ちます。これは,10個から7個選ぶことと,10個から選ばれない3個を選ぶことが同じになるからです。
MOVIE
動画解説