【講義】置き換えによる連立方程式

  • 正解率:45.83%
  • 解答数:24

EXAMPLE

例題

次の連立方程式を解き,ア~エに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。ただし,12のような分数は,12のように分子に符号を含む形で入力すること。

{3x1y=41x+2y=6
x=,     y=

ア:
イ:
ウ:
エ:

TEXT

テキスト解説

2x+3y=1のように分母にxyなどの文字を持つ方程式は,分数でない形にする(分母を払う)ためにxyを両辺に掛けると,

(2x+3y)×xy=1×xy2y+3x=xyxy3x2y=0

となり,xyは文字を2つ含む2次の項なので1次方程式ではありません。そのため分母にxyなどの文字を持つ連立方程式は,今までの連立方程式の解法で解くことができません。しかし,

1x=X,     1y=Y

と文字を置き換えると,

2x+3y=12X+3Y=1

のようにして,XYについての2元1次方程式になるので,今までの連立方程式の解法(加減法や代入法)で解く(XYの値を求める)ことができます。このとき,XYはそれぞれxyの逆数なので,XYの逆数が求めるxyの値になります。

MOVIE

動画解説


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