【講義】負の数を掛けること
- 正解率:100.00%
- 解答数:6
EXAMPLE
例題
次の計算をし,ア,イに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
- \( (+3) \times (-2) = \fbox{ア} \)
- \( (-3) \times (-2) = \fbox{イ} \)
TEXT
テキスト解説
「\( (+2) \times (-3) \)」は,「2を(-3)回加える」という意味になりますが,「-3」の負の符号の力で意味が反対になると考えると,「2を3回減らす」となります。このことを数直線上に表すと次の図のように,原点を基準に,負の方向に2だけ移動することを3回行って,「-6」に移動することになります。
つまり,「\( 2 \times 3 \)」のときと比べると,負の符号の力で向きが反対になっています。このことから,
\[ 2 \times (-3) =-6 \]
となります。また,数直線上を負の方向に移動していくので,答えは必ず負の数になります。
\[ \text{(正の数)} \times \text{(負の数)} =\text{(負の数)} \]
「 \( (-2) \times 3 \)」という計算を数直線上で考えると,原点を基準に,負の方向に2だけ移動することを3回行うことです。 それと比べ「\( (-2) \times (-3) \)」は,「-3」の負の符号の力でそれと向きが反対になるので,原点を基準に,正の方向に2だけ移動することを3回行うことになります。
このことから,
\[ (-2) \times (-3) =6 \]
となります。また,数直線上を正の方向に移動していくので,答えは必ず正の数になります。
\[ \text{(負の数)} \times \text{(負の数)} =\text{(正の数)} \]
MOVIE
動画解説