【講義】1次関数のグラフ上の点

  • 正解率:23.08%
  • 解答数:26

EXAMPLE

例題

1次関数$\displaystyle y =-\frac{1}{2}x +\frac{9}{2}$のグラフ上にある点を次から選び,アにその数を半角英数字で入力しなさい。

  1. $\displaystyle \left( -2, \ \frac{7}{2} \right)$
  2. $\displaystyle \left( 4, \ \frac{5}{2} \right)$
  3. $\displaystyle \left( -3, \ -6 \right)$
ア:

TEXT

テキスト解説

1次関数$y =ax +b$のグラフが点$(p, \ q)$を通る場合について考えます。

1次関数は「関数」であるので,$x$の値を決めれば,$y$の値がただ1つに決まります。そのため,1次関数$y =ax +b$において,$x$の値を$x =p$と決めれば,そのときの$y$の値は,

\[ y =ap +b \]

のようにしてただ1つに決まることになりますが,このグラフ(直線)が点$(p, \ q)$を通るとき,$y$の値は$y =q$となるので,

\[ q =ap +b \]

という等式が成り立つことになります。つまり,$(x, \ y) =(p, \ q)$は$y =ax +b$を成り立たせる$x$,$y$の値になるので,$y =ax +b$に$x =p$,$y =q$を代入したとき,等式が成り立ちます。

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