【講義】2数の商
- 正解率:100.00%
- 解答数:5
EXAMPLE
例題
次の計算をし,ア~エに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
TEXT
テキスト解説
割り算は,「数を除する計算方法」であるので除法といい,その計算結果を商といいます。
割り算は掛け算の逆の計算で,
のように表します。ここで,1つ確認をしておくと,
であったので,「2」と「6」が正の数であることから,□にあてはまる数も正の数になります。このことから,
ということがわかります。
では次に,
になるので,□には正の数が入ることになります。次に,符号を無視して考えると,2と掛けて6になる数は3になります。このことから□は,
ということになり,
ということがわかります。
また,
になるので,□には負の数が入ることになります。次に,符号を無視して考えると,2と掛けて6になる数は3になります。このことから□は,
ということになり,
ということがわかります。
最後に,
になるので,□には負の数が入ることになります。次に,符号を無視して考えると,2と掛けて6になる数は3になります。このことから□は,
ということになり,
ということがわかります。
以上のことから,2数の商についてまとめると次の表のようになり,「同符号の2数の商は正,異符号の2数の商は負」という関係になっています。
計算 | 答え |
---|---|
正の数 | |
負の数 | |
負の数 | |
正の数 |
このことを利用して,正の数と負の数の除法も乗法と同じようにして,次の手順で計算します。
- 表の関係から,まず符号を決める(計算した答えが正の数になるのか,負の数になるのかを考える)。
- 符号を除いた数(絶対値)を計算(割り算)する。
MOVIE
動画解説