【解説】
次の図の△ABCにおいて,頂点Aから辺BCへ垂線AHを下ろし,AH=h,HC=x,BH=a-xとします。
△ABHは直角三角形なので,三平方の定理より,
h2=c2-(a-x)2……①
同様に,△AHCも直角三角形なので,三平方の定理より,
h2=b2-x2……②
①,②より,文字hを消去すると,xの方程式を作ることができます。
c2-(a-x)2=b2-x2
この方程式からxの値を求め,その値を①,もしくは②の式に代入することで,3辺の長さがわかっている三角形の高さhを求めることができます。