【解説】
受動態の文は,<【be動詞】+【過去分詞】>の形で「~される」という文を作ることができます。受動態は動作を受ける立場から表現したものであるので,能動態の目的語を主体,つまり,主語にした文になります。このとき,能動態の主語は<by +~>の形にして動詞の後に置きます。このとき,前置詞「by」の後に能動態の主語を表すので,主格から目的格にしなければなりません。
英語 | 日本語 | |
能動態 | I eat the cake. | 私はケーキを食べます。 |
受動態 | The cake is eaten by me. | ケーキは私に食べられます。 |
ただし,「by ~」が「一般の人々」を表すような場合には省略することがあります。
英語 | 日本語 | |
---|---|---|
能動態 | They speak English in America. | アメリカの人は英語を話します。 |
受動態 | English is spoken (by them) in America. | アメリカでは(彼らによって)英語が話されています。 |
受動態の文は<【be動詞】+【過去分詞】>とbe動詞が使われているので,否定文,疑問文(その受け答え),過去を表す文はすべてbe動詞を用いたそれぞれの文の作り方と同じになります。