【解説】
ここでは,2次方程式を利用して,文章問題を解いていくことを学習します。そのときの解法手順は,今まで学習してきた文章問題の手順と同じように,主に次のような流れになります。
- 適当な数量を文字で表す。
- その文字を使って2次方程式を立てる。
- その2次方程式を解いて,解を求める。
- その解が問題の条件に適するかを検討する。
2次方程式は,文字の数が2つあることから,解が2つと複数存在する場合があります。そのため,そのいずれかの解が,問題の条件に適さない可能性が,1次方程式以上に高くなります。そのことから,2次方程式を利用する文章問題では,2次方程式を解いて安心するのではなく,手順4をしっかり行うようにしてください。