【解説】
答案は,採点官に自分の考えをアピールするためのものであるので,自己満足で終わるのではなく,自分以外の人が読んでわかるように,次のような点に注意して記述するようにしてください。(このことは物理だけに限らず,数学などでも同様です。)
- 答案は原則として,左から右,上から下へと読みやすい字で書くようにします。
- 問題文に与えられていない文字を使用するときには,その文字が何であるのか(文字の定義)を示します。
- 数式の羅列だけでなく,その式が導き出された根拠となる物理法則の名も必ず記入します。
- 途中計算は必要最低限でよく,筆算などは問題用紙などのスペースを利用し,答案のスペースを確保するようにします。
- 答えをしっかり明示します。このとき,有効数字や単位などにも気を付けます。
- 答えの妥当性(次元や極端な場合などで)を確認します。