【講義】関数

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EXAMPLE

例題

次の文章のうち正しいものを選び,アに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。

\[ \textbf{正しい文章:}(\fbox{ア}) \]

  1. 身長は,体重の関数である。
  2. 1本50円の鉛筆を買うとき,代金は,鉛筆の本数の関数である。
ア:

TEXT

テキスト解説

数量を\( x \)や\( y \)などの文字で表すとき,いろいろな値をとることのできる文字を変数といいます。「いろいろな値」とは,「数が変化するもの」と考えることができるので,「変数」という言葉になっていると考えることができます。そして,この「変数」に対して,決まった数や値の決まった文字を定数といいます。「決まった数」には,次のような整数や小数,分数があり,だれが見ても数であることが明らかなものです。

\[ 1, \ -3, \ 1.3, \ -\frac{5}{2} \]

また,「決まった文字」には,「\( 2x+3 \)」のような\( x \)の1次式を,

\[ 2x +3 \longrightarrow ax +b \]

のように文字「\( a \)」と「\( b \)」を用いて表したとき,\( a \)と\( b \)は見た目は文字ですが,

\[ a =2, \ b =3 \]

のように,「値の決まった文字」になるので,これらの値の定まった数や文字を「定数」ということができます。

また,ともなって変わる2つの変数(\( x \)と\( y \))があって,他方(\( x \))の値を決めると,それに対応してもう一方(\( y \))の値がただ1つに決まるような数の関係を,(\( y \)は\( x \)の)関数であるといいます。

MOVIE

動画解説


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