【解説】
関数y=2x2について,x=-5,-4,-3,…とxの値を代入して計算することにより,次のようなxとyの対応表を作ることができます。
2つの数量が比例しているような関係では,一方を2倍,3倍,4倍,…とすると,もう一方も2倍,3倍,4倍,…という関係になりました。この表からもわかるように,x2の値が
1→4,1→9
のように,4倍,9倍されると,yの値も
2→8,2→18
と4倍,9倍されるので,x2の値が2倍,3倍,…,n倍されると,yの値も2倍,3倍,…,n倍になり,yがxの2乗に比例していることがわかります。
しかし,xの値が,
1→2,1→3
のように,2倍,3倍されると,yの値は,
2→8,2→18
と4(=22)倍,9(=32)倍になっているので,xの値が2倍,3倍,…,n倍されると,yの値は,22倍,32倍,…,n2倍されることになります。