【解説】
「~ですか?」とたずねる文を疑問文といいます。
be動詞の疑問文は,肯定文の主語とbe動詞の位置を入れ替えて,文末をピリオド「.」から疑問符「?」にします。このとき,日本語でたずねるときと同じように,文の終わりを上げ調子で発音します。
肯定文 | 【主語】 | 【 be動詞 】 | 【補語】. | 日本語 |
---|---|---|---|---|
You | are | a student. | あなたは学生です。 | |
疑問文 | 【 be動詞 】 | 【主語】 | 【補語】? | 日本語 |
Are | you | a student? | あなたは学生ですか? |
be動詞の疑問文に対する受け答えには,「はい,~です。」と「いいえ,~ではありません。」のように2通りが考えられます。上の疑問文の受け答えでは,次の2通りです。
- 「はい,私は学生です。」
- 「いいえ,私は学生ではありません。」
この受け答えをそれぞれ英語にすると,
- Yes, I am a student.
- No, I am not a student.
このとき,疑問文で使われている名詞(a student)と受け答えで使われている名詞(a student)が繰り返しになるので,受け答えではその名詞を省略し,さらに短縮形を用いて「Yes」,「No」を含めて3単語になるようにすると,次のような受け答えになります。
- Yes, I am.
- No, I’m not.
疑問文の主語が「this」,「that」,「it」であるときには,受け答えの文の主語は「it」になり,疑問文の主語が固有名詞であるときには,受け答えの文の主語はそれに対応する人称代名詞になります。