【講義】有理数を根号の外に出す

  • 正解率:100.00%
  • 解答数:1

EXAMPLE

例題

次の数を変形して,根号の中をできるだけ簡単な数にするとき,ア~エに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。

  1. 12=
  2. 252=
ア:
イ:
ウ:
エ:

TEXT

テキスト解説

有理数を根号の中に入れることを学習しましたが,有理数を根号の外に出すことは,それと逆の操作になります。

まず,a, bを正の数とすると,a2bのように表される数は,乗法の記号「×」を使って,

a2b=a2×b

のように表すことができます。そして,

「根号のついた数の積」「根号内の数の積」

のようにして計算することができましたが,これとは逆に,

「根号のついた数の積」「根号内の数の積」

ともできるはずです。このことから,

a2×b=a2×b

と変形できます。そして,

a2=a

であることから,

a2×b=a×b (=ab)

となります。つまり,

a2b=a2×b=a2×b=a×b (=ab)

のようにして,根号の中に2乗(平方)の形になっている数は,指数の「2」をなくして根号の外に出すことができることがわかります。

a2bab

MOVIE

動画解説


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