次の問いについて，ア～エに当てはまる数や文字を半角英数字で入力しなさい。

1. たての長さ$a$ cm，横の長さ$b$ cmの長方形の面積を$S$ cm${}^2$とするとき，$S=\boxed{\text{ア}}$
2. 1辺の長さ$a$ cmの正方形の面積を$S$ cm${}^2$とするとき，$S={\boxed{\text{イ}}}^{\boxed{\text{ウ}}}$
3. 底辺$a$ cm，高さ$h$ cmの三角形の面積を$S$ cm${}^2$とするとき，${\displaystyle S=\frac{\boxed{\text{エ}}}{\boxed{\text{オ}}}\boxed{\text{カ}}}$
4. 半径$r$ cmの円があります。円周率を$\pi$，円周の長さ$l$ cmとするとき，$l=\boxed{\text{キ}}\pi \boxed{\text{ク}}$
5. 半径$r$ cmの円があります。円周率を$\pi$，円の面積を$S$ cm${}^2$とするとき，$S=\pi {\boxed{\text{ケ}}}^{\boxed{\text{コ}}}$

「$3+2=5$」のように，等号を使って2つの関係（2つの式）が等しいことを表したものを等式といいます。このとき，等号の左側にある式のことを左辺（さへん），等号の右側にある式のことを右辺（うへん），その両方を合わせて両辺（りょうへん）といいます。

問題を考える上では，左辺，右辺，両辺という用語は特に重要ではありませんが，今後の解説では必ず目にすることになります。難しい用語ではないので問題はないと思いますが，この用語の意味がわからないと解説の意味もわからないということになりますので，しっかりと覚えておいてください。

関係を表す式は，「問題文に与えられた条件から，ある1つのことがらについて2つの方法で式に表す」ことで作ります。同じ1つのものを2つの方法で表しているので，その2つは等しい関係になります。それを等号「=」を使って，2つの式が等しいという関係を表す式を作ります。