【解説】
「エスカレーター」や「動く歩道」など,立っているだけで移動できるものがありますが,その上を進行方向に向かって歩くと,より速く移動することができます。
このとき,「動く歩道」の速度を
つまり,人の地面に対する速度
と表すことができ,これを合成速度といい,合成速度を求めることを速度の合成といいます。速度は,「向き」と「大きさ」を併せ持った量(ベクトル量)であるので,図のように矢印(有向線分)で表すことができ,合成速度はベクトルの和として求めることができます。

【例題】

「エスカレーター」や「動く歩道」など,立っているだけで移動できるものがありますが,その上を進行方向に向かって歩くと,より速く移動することができます。
このとき,「動く歩道」の速度を
つまり,人の地面に対する速度
と表すことができ,これを合成速度といい,合成速度を求めることを速度の合成といいます。速度は,「向き」と「大きさ」を併せ持った量(ベクトル量)であるので,図のように矢印(有向線分)で表すことができ,合成速度はベクトルの和として求めることができます。