【講義】正の数を掛けること
- 正解率:87.50%
- 解答数:8
EXAMPLE
例題
次の計算をし,ア,イに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
- \( (+3) \times (+2) = \fbox{ア} \)
- \( (-3) \times (+2) = \fbox{イ} \)
TEXT
テキスト解説
「\( (+2) \times (+3) \)」は,「2を3回加える」という意味になるので,
\[ (+2) \times (+3) =2 +2 +2 =6 \]
となります。このことを数直線上に表すと次の図のように,原点を基準に,正の方向に2だけ移動することを3回行って,「6」に移動することになります。
このように,(正の数)×(正の数)は,数直線上を正の方向に移動していくので,答えは必ず正の数になります。
\[ \textbf{(正の数)} \times \textbf{(正の数)} =\textbf{(正の数)} \]
「 \( (-2) \times (+3) \)」は,「(-2)を3回加える」という意味になるので,
\[ (-2) \times (+3) =(-2) +(-2) +(-2) =-6 \]
となります。このことを数直線上に表すと次の図のように,原点を基準に,負の方向に2だけ移動することを3回行って,「-6」に移動することになります。
このように,(負の数)×(正の数)は,数直線上を負の方向に移動していくので,答えは必ず負の数になります。
\[ \textbf{(負の数)} \times \textbf{(正の数)} =\textbf{(負の数)}\]
MOVIE
動画解説