【講義】1次式の計算
- 正解率:44.44%
- 解答数:9
EXAMPLE
例題
次の計算をし,ア~エに当てはまる数式を半角英数字で入力しなさい。
- \( 2a -3(a -1) =\fbox{ア} \)
- \( 4x -3(x +1) =\fbox{イ} \)
- \( 5(a +1) -3(a +2) =\fbox{ウ} \)
- \( -3(4y +6) -4(-3 +y) =\fbox{エ} \)
TEXT
テキスト解説
1次式を計算するためには,交換法則,結合法則,分配法則を利用して行いますが,もう少しイメージがつかみやすいように,文字の部分を「円」や「本」のような単位に変換してみます。例えば,「100円+20円」は,
\[ 100\textbf{円} +20\textbf{円} =120\textbf{円} \]
と計算できますが,「100円+20」のように「20」という数だけでは,「円」なのか「本」なのか,もしくは「cm」なのかわからないので,計算することができません。もし「円」であれば,答えは120円で問題ありませんが,「100円+20本」では計算できません。それと同じで,「\( 100x +20x \)」は,
\[ 100x +20x =120x \]
と計算できますが,「\( 100x +20 \)」はこれ以上計算できないのです。このようにイメージすることで,「同じ文字を含む項はそれぞれまとめることができる」ということが理解できると思います。
MOVIE
動画解説