【講義】等式の性質(4)

  • 正解率:100.00%
  • 解答数:5

EXAMPLE

例題

次の問いについて,アに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。

次の方程式を解くと,\( x =\fbox{ア} \)である。

\[ 5x =15 \]

ア:

TEXT

テキスト解説

「等式の両辺に同じ数を掛けても,等式は成り立つ」ので,\( A =B \)となっているとき,
\[\begin{align}
A \times 2 &=B \times 2 \\
A \times 3 &=B \times 3 \\
A \times 4 &=B \times 4 \\
&\cdots
\end{align} \]

となります。このとき,同じ数を掛けて等しくなった状態から同じ数で割ると元に戻ります。

このことから,「等式の両辺を同じ数で割っても,等式は成り立つ」ことがわかります。つまり,\( A =B \)となっているときに,両辺をある数\( C \)で割っても,

\[ A \div C = B \div C \ \ \ (C \ne 0) \]

と等式が成り立つことになります。ただし,「0」で割ることはできません。そのため,ある数\( C \)というのは0でない数という条件がつき,そのことを数学では,

\[ C \ne 0 \]

のように書き表します。

MOVIE

動画解説


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