【講義】平方根とルート
- 正解率:75.00%
- 解答数:4
EXAMPLE
例題
次の数がそれぞれいくらになるかを求め,ア,イに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。
- \( 7 \)の平方根:\( \pm \sqrt{\fbox{ア}} \)
- \( \sqrt{100} =\fbox{イ} \)
TEXT
テキスト解説
1の平方根や4の平方根は,
\[ □^2 =1, \ \ \ \ \ □^2 =4 \]
となるような□に当てはまる数を求めることであったので,
\[ 1\textbf{の平方根:}\pm 1, \ \ \ \ \ 4\textbf{の平方根:}
\pm 2 \]
のように,絶対値は同じで符号の異なる2つの数がそれぞれにあります。
同じようにして,2の平方根や3の平方根も,
\[ □^2 =2, \ \ \ \ \ □^2 =3 \]
となるような□に当てはまる数を求めればよいのですが,この□に当てはまる整数はありません。そして,整数だけではなく,今までに学習した小数や分数でもこの□に当てはまる数はありません。
そこで新たに,\( \sqrt{ } \)という記号(根号)を用いてこれらの□に当てはまる数を表します。この根号は「root(ルート)」という英単語の頭文字「r」を基にして作られたと言われています。この根号を用いると,2の平方根と3の平方根はそれぞれ,
- 2の平方根:\( \sqrt{2} \)(正のもの),\( -\sqrt{2} \)(負のもの)\( \longrightarrow \pm \sqrt{2} \)
- 3の平方根:\( \sqrt{3} \)(正のもの),\( -\sqrt{3} \)(負のもの)\( \longrightarrow \pm \sqrt{3} \)
のように表すことができ,\( \sqrt{3} \)は「ルート3」と読みます。
MOVIE
動画解説