【講義】平行移動
EXAMPLE
例題
次の△ABCを矢印の方向に,その長さだけ平行移動した図形をかきなさい。
TEXT
テキスト解説
次の図のように,△ABCを向きや大きさを変えることなくずらして,△A’B’C’になったとします。
このように,ある図形を,一定の方向に,一定の距離だけずらす移動を平行移動といいます。このとき,図形上のすべての点が,同じ方向に同じ距離だけ移動するので,対応する2点を結ぶ線分は,平行で長さは等しくなります。先の図では,
\[ \text{AA’} // \text{BB’} // \text{CC’}, \quad \text{AA’} =\text{BB’} =\text{CC’} \]
という関係が成り立っています。また,対応する線分は,平行で長さが等しいので,
\begin{align}
&\text{AB} =\text{A’B’}, & &\text{AB} // \text{A’B’}, \\
&\text{BC} =\text{B’C’}, & &\text{BC} // \text{B’C’}, \\
&\text{CA} =\text{C’A’}, & &\text{CA} // \text{C’A’}
\end{align}
という関係も成り立ちます。
MOVIE
動画解説