【講義】2点の座標(公式)
- 正解率:33.33%
- 解答数:9
EXAMPLE
例題
次の条件をみたす1次関数の式を求め,ア~オに当てはまる数を半角英数字で入力しなさい。ただし,$\displaystyle -\frac{1}{2}$のような分数は,$\displaystyle \frac{-1}{2}$のように分子に符号を含む形で入力すること。
- 2点$(1, \ 3)$,$(2, \ 5)$を通る直線。
\[ \textbf{1次関数の式:} y =\fbox{ア}x +\fbox{イ} \] - $x =-3$のとき$y =-3$で,$x =6$のとき$y =3$になる直線。
\[ \textbf{1次関数の式:} y =\frac{\fbox{ウ}}{\fbox{エ}}x -\fbox{オ} \]
TEXT
テキスト解説
次の図のような2点を通る直線の式を求めるとき,連立方程式を利用できましたが,通る2点の座標がわかると,そのことから傾きを求めることができます。
つまり,傾きと通る点の座標がわかることになるので,次の手順で1次関数の式を求めることもできます。
- 通る2点の座標から傾きを求める。\[ \text{(直線の傾き)} = a =\frac{y\text{の増加量}}{x\text{の増加量}} =\frac{y_2 -y_1}{x_2 -x_1} \]
- 1で求めた傾きと通る点の座標から,直線の式を求める公式を利用する。
- $(x_1, \ y_1)$を通り,傾き$a$の直線の式
\begin{align}
y &=a(x -x_1) +y_1 \\
&=\frac{y_2 -y_1}{x_2 -x_1}(x -x_1) +y_1
\end{align} - $(x_2, \ y_2)$を通り,傾き$a$の直線の式
\begin{align}
y &=a(x -x_2) +y_2 \\
&=\frac{y_2 -y_1}{x_2 -x_1}(x -x_2) +y_2
\end{align}
- $(x_1, \ y_1)$を通り,傾き$a$の直線の式
MOVIE
動画解説